2021.11.29
高林千稔さんの工房展が無事終わりました。
険しい坂を登ってアトリエに来てくださった方々に心から御礼申し上げます。
とても懐かしく忘れがたい方に思いがけずお目にかかることができたり、
しばらくお話しできなかった方と本音でお話しすることができたり、
とても嬉しい二日間になりました。
私にとって高林さんと細野さんは、容赦なく私の弱点や欠点を指摘してくれる、
恐ろしくもとてもありがたい大切な人達です。
昨日もたくさんの課題を抱えて帰ってきました。
次にふたりに会う時にはきっと「良くなったね!」と言ってもらえるように、精進したいと思っています。
昨日の夜、お客様が落ち着いてきた頃、私も高林さんのスコープをひとつ購入しました。
内部映像を撮影するのは多分どなたも大量に撮影して、その中から選ぶと思うのですが、
どの一瞬を撮影するか、どの一枚を選ぶか、それはその作家のセンスと主張に関わることですから、私が高林さんの映像をここに載せるのは、もしかしたら高林さんにとっては不本意なことかもしれません。
そこはどうか、一ファンの喜びの発露と思ってご容赦いただけたらと思います。
とてもたくさんの色と質感のオブジェクトが入っていて、様々に変化していくので、
可憐な少女が見えたり、妖艶な大人の女性が現れたりという感じでいつまでも飽きることがないのですが、不思議と一瞬一瞬がうまくまとまっている感じ。
考えて考えて作ったのだということが伝わってきて、胸が熱くなります。
あくまでも私の好みであっさり系の写真を選びましたが、実際にはこの何十倍ものイメージが展開します。
今回は第一回目の工房展ということで、今後どのように発展していくのかとても楽しみです。
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