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2021.11.23

名前をつける

高林さんの工房展が今週末に近づいてきました。出品作品ができ上がりました。
陶の四本はオレンジ色の灯りで綺麗に見えるように映像を作りました。
ガラスの四本は白い光で綺麗に見えるように作りました。

室内の白熱電球や蝋燭の灯りや白い灯り、そして外の昼と夜。
色々な光で見比べて楽しんでいただけたら嬉しく思います。

万華鏡を見るには明るい太陽光が一番と思っていましたが、
それは選択肢のひとつ、と今は思っています。
金色のガラスが白熱電球の光でこんなにも美しく輝くこと。
ベルベットのような、しっとりと深い闇。
この工房展に参加しなければわからなかったこと。
高林さんに心から感謝しています。

木製の高林さんの万華鏡に馴染むように、陶の筒をいつもの白い色をやめて落ち着く地の色に染めました。高林さんに合わせたつもりだったのですが、自分を抑えるのではなくむしろ自分らしく作ることができたような気がします。

内部映像を撮影してみたのですが、なかなか見えるようには写すことができず、諦めました。その代わり名前をつけました。

陶の万華鏡は左から「雪晴れの夜に」「水の中に咲く」「金色の光」「鳥籠」
ガラスの万華鏡は左から「(未定)」「森の中」「思い出せない場所」「真夜中の水色」

ミラーシステムは「雪晴れの空に」「金色の光」は正三角形の3ミラー(「金色の光」はバックを磨りガラスにして透過光も取り入れています。銀杏の葉っぱが一枚入っています^^)
「水の中に咲く」「鳥籠」「(未定)」「森の中」「真夜中の水色」は6ポイント2ミラー。
「思い出せない場所」は4ポイント2ミラー。紫色の映像です。

あぁ…疲れた。そして楽しかった。すごく幸せだった。


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