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2021.10.12

今は見えないところから射す光

最近ずっと白いオブジェクトのことばかり考えていた、というか、試していました。
そうやってひとりでひとつの事に集中していると、開く窓もあれば閉じる窓もある。
柔軟な頭の持ち主ならばそんなことはないかもしれないけれど、私のような頭の固い人間には窓の閉じる音は聞こえません。

幸い私の周りにはダメ出しやアドバイスをくれる人達がいてくれるお陰で、
自分が閉じた部屋の中にいることに少し遅れて気づくことができます。

20年以上同じタイプの万華鏡を作り続けていることや、あまり人づきあいが得意でないことや、
気持ちが全部顔に出てしまうことなどで、偏屈な頑固ババアと思われていると思います。
それは全然否定できない(ーー;
でも、万華鏡に関しては「私には私のやり方がある」などと思ったことは一度もありません。
アドバイスを頂けば必ず試してみます。
もちろんアドバイス通りにするわけではなく、試行錯誤の末最終的には自分の判断ですべて決めるのですが、
アドバイスは必ず私の死角を照らしてくれて、時に閉じた窓を開いてくれて、
そこから私はまた新たに考え始めることができます。

暗闇は自分の中にあり、光は突然外から射してくる。
大抵、その光源は人、なんだと思います。





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