2020.04.25
動物で一番好きなのは鹿です。
好きすぎて「六月の鹿」と「十一月の鹿」という万華鏡を作ったほど。
奈良にはよく行っていたので、たくさんの鹿を見ていたのですが、
こんなに好きになったのは、夜の山道で小鹿と目が合ってからです。
ほっそりした脚、光る目。時間が止まった、と思ったら素早く視界から消えて残る残像。
心を鷲掴みにされました。
何でもない時、頭の中で鹿が歩いているところを思い浮かべていることもよくあります。
たぶんそれが心地よいから、そんなふうになるのだと思います。
一枚目の写真は高橋朝子さんの鹿。
次は、冷蔵庫の鹿。北海道の道の駅で買ったマグネット。
三枚目は「十一月の鹿」の映像。
「六月の鹿」も「十一月の鹿」も私には珍しく3ミラーです。
鹿と、鹿のいる夜の森の空気を表現したかったのだと思います。
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