2019.08.25
花火を見ると、花火そのものよりも、見たくて見たくてたまらなかったジリジリ焼けるような自分の気持ちをを思い出して胸が詰まります。
家族を置いて一人で河原にビニールシートを敷いて見上げた花火。
鬱で満足に歩けなかった時、結局会場にたどり着くことができずに音が聞こえなくなった花火。
窓から見えるとわかっているのに、知らないふりをしなければならなかった花火。
どうしてそんなに見たかったの?
その時の私に尋ねてあげたいです。
そう尋ねることが、答えなのではないかと思うのです。
今夜は、大好きな桜の木とエノキの木の隙間に、花火が上がるのを見ました。
そんな日が来るなんて。そんな自分がいるなんて。
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