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2018.06.13
八重咲きのクチナシの花はあまり好きではないけれど、 湿度の高い空気にクチナシの強い香りが溶けているのを感じると、 この季節を五感全部で楽しもうという気持ちになる。 なんて言ったらいいのか…、 紫陽花だけではもうあとほんのちょっと埋まらないところを、 この香りがうまくパズルのピースのようにはまって、ストンと納得する。 この手の八重のクチナシは実がならない。 一重のクチナシの方が、好きだな。 実がならないからではなく。
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