2016.05.11
若冲展を観に上野に行ったら、東京都美術館の前は人の海。
入場までに2時間40分。その前にチケットを買う列に並ばなければ。
GWが終わったら若冲を観るのをとても楽しみにしていた。
なのに、列に加われなかった。
もし友達が一緒で「2時間40分待つよ!」と言ったら、喜んで並んだと思う。
一人ではそれができなかったことで、敗北感のようなものを味わった。
以前なら自分で自分を励まして、きっと若冲を観てきたと思う。
また出直そうかな。早朝か午後遅く。
会期が短く、巡回展もない。みんなこんなに観たがっているのにね。
代わりに、ではなく観たいから観た「カラヴァッジョ展」で、
「法悦のマグダラのマリア」に救われた。
若冲を観られなかったモヤモヤを解消するために、
高島野十郎展を観に行こうかと思ったが、昨日の夕刊で取り上げられていたのを思い出し、
そこもまた人の波ではないかと躊躇ってしまった。ダメだなぁ。
で、日本民芸館の「朝鮮工芸の美」を観に行った。
ここはいつも静かで落ち着ける。駒場の緑も、とっても。
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