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2016.04.01
ピクニックに行くようにバスに乗り、 草に座るように待合室の椅子に腰かけ、 蝶々と戯れるようにお医者さんと言葉を交わし、 飴玉のように大好きな薬をもらった帰り道 バス停には、ミルクオレンジ色のナガミノヒナゲシの花 こんなに可愛いのに好きになれないのは、その繁殖力の強さのせいだね 強いのは罪じゃないのに バスが近づいてくる どのタイミングで日傘を閉じるか、 迷ったまま、目の前で扉が開いた
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