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2016.01.26

私の好きなビワの木のこと

シマトネリコの葉の、さやさや鳴る音を聴きに行く。それから。

線路沿いの道を右に逸れ、団地の中の小道を、
人のいない方へ、いない方へと歩いていくと、
大きなビワの木が立っている。

一番低い枝に腕をかけて、少し話をする。
言葉は、私の口ではなく耳を通して行き来するのが、
不思議なようで、当たり前のような気もする。

ヤマノイモの蔓が今日の散歩のお土産。
それから、今年初めてスミレを見たよ。それがもう一つのお土産。

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