2015.03.10
占いは嫌い。興味もない。なのに…
駅ビル隅の仕切られた、小さな机の前に座っていた。
私はこれからどうなるのでしょう?
生年月日と名前をローマ字で書くと、
占い師さんは目の前で電卓をパチパチパチパチ叩き、
「私(hosoi)」の内面と外面と過去を、紙に書きながら話し始めた。
35%当たり、35%外れ。30%不明。
「クリエイティブなことしていませんか?キラキラしたこと」
万華鏡を作っています。
「文章を書くのが好きな人も多いです」
…沈黙(くだらないことを、無性に書きたくなります)
彼女には人生は4段階しか占えないらしい。
私は予測できないほどもう長生きしたらしい。57歳だけど。
そういえば、20歳のころ「40歳になれば楽になれる」と思っていた。
30歳のころは「50歳になれば」、40歳には「60歳になれば」と。
そんなことはない。
思いがけないことの、大小細々で、
こんなに些細な 人生の小道さえ渋滞してしまうのだ。
20分3240円。
ちょっとした交通整理に、それほど高くない。
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