2015.02.14
時々、ラーメン屋にラーメンを食べに行く。
とても食べたくなって。
けれど、食べた後、
「私はラーメンが好きではない」と思う。
複雑な味がして、たぶん私には食べこなせないのだと思う。
吉本ばなな原作の「キッチン」という映画があった。
1989年度の作品だという。
長い間私は、繰り返し繰り返しその録画を見てきた。
その理由を言いたくないほど見続けた。
その中で夜中にラーメンを作る場面がある。
そのラーメンが私の食べたいラーメンなのだと思う。
友達が、「寂しいことばかり書くな」と言うから。
今日はラーメンの話にした。
高山辰雄の「食べる」という絵。
子供が無心に食べている絵だ。背景は赤い。
食べるということには喜びと悲しみがいっぱいに詰まっている。
ラーメンの話は、きっかけ。
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