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2022.05.05

エゴノキ

眠る前にメールを書いて、眠ったらその人が夢に出てきました。
他の人たちのように一瞬夢の中を通り過ぎるのではなく、私の夢の物語の主人公のように喋ったり笑ったり私を悲しませたりしていました。

エゴノキの花は枝からぶら下がるように咲きます。
たくさんの緑の葉とたくさんの白い花。
見上げるとすべてを遮ってそれが空のように感じられて、そういう空もあるのかなとふと思ったりするのですが、一本のエゴノキが作る小さな土の上で、ただそれが私にはとても大きくあたたかく感じられるだけなのです。

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